読書レビュー「インシテミル / 米澤 穂信」

主人公の結城理久彦は、車を買うお金が欲しくて時給11万2000円という怪しいバイトに行くことに。
「実験」という名目のバイトに集まった12人の男女は「暗鬼館」なる地下の施設に数日閉じ込められる。
そして「暗鬼館」にて説明されたルールとは、参加者同士の殺し合い&犯人当てゲームによって報酬が上がっていくという驚愕の事実だった。

 

目次

感想

うん、面白かったです!

個人的に、がっつり推理もののミステリーは最初から色んな人を疑ってかかっちゃって「あ、こいつが犯人だ!」「いやいや、やっぱこいつか!?」と色々考えすぎて疲れちゃうので好きな部類ではありません(笑)

なので、クローズドサークルとか意味は全く分からないし、被験者それぞれに配られた「武器」に付いてた「メモランダム」の内容も「???」でした。

しかし、そんなミステリーど素人でもこのインシテミルは実に読みやすく、最後までワクワクドキドキしながら読み終えることが出来た。

・・・でも・・・

謎というか、気になる箇所は多めだったかなぁ。。全体的にはワクワクできたけど、細かい所を見ていくとモヤモヤ部分がかなり浮き出てくる感じ。

推理ものの感想って難しいなぁ(笑)言っちゃうと完全ネタバレになっちゃうし、言わないと・・・書くことなくなる(笑)慣れてなくてすみません(;´・ω・)

 

と、とにかく!私のようなミステリはあんまり・・・と思ってる方でも結構サクサク読めてワクワク感もあるので読みやすいと思います。もう一度言います、面白いです!

しかも、この小説は映画にもなっているので登場人物の映像がリアルに思い描けるのも楽しく読めた理由の一つ。

私は映画は見てないんですが、なかなかの顔ぶれでぜひ見てみたいと思いました。(評価は低いようですが・・・)

 

インシテミルの映画

 

「インシテミル」は映画にもなっています。

しかもキャストが豪華!

  • 須和名祥子=綾瀬はるか
  • 関水美夜=石原さとみ
  • 渕佐和子=片平なぎさ
  • 岩井荘助=武田真治
  • 大迫雄大=阿部力
  • 西野宗広=石井正則
  • 橘若菜=平山あや
  • 真木雪人=大野拓朗
  • 安東吉也=北大路欣也

 

映画も見ましたが、やっぱり原作のほうがおもしろいですね。

原作がそこそこ長編なので、映画の中でまとめるというのも難しいんでしょう。それでも、楽しめる映画にはなっています♪

 

この本の評価は?

ストーリー [5.0]
感情移入 [3.0]
感動 [2.0]
ラストの展開 [3.0]
総合 [4.0]

 

ココに惹き込まれた!

映画になっていることもあり、登場人物の表情や雰囲気が簡単に想像できる。
その為にサクサクと読みやすい印象。ミステリー初心者でも最後まで飽きずに楽しめる(疲れない)スピード感と、どんでん返しの数々が面白い!

 

ココが気になる!

基本的な謎の数々が、結局謎のまま終わるというモヤっと感は否めない。
須和名祥子はなぜ参加したのか?できたのか?主催者の意図もイマイチはっきりしない。一番初めに亡くなられた方はなぜそういうことになったのか?とか。
十分に長編なお話なので、そのあたりまで書きだすとどこまでも話が広がってしまいそうだから省略したのか・・・?
気になりますねぇ。。その辺を考えての★4です。

 

かとのん

出来れば上下巻という形でも「気になるところ」まで書き出してほしかった!もしくはシリーズものにしちゃうとか。面白かったからこそ気になってしまうんですよねー。そしてもっと読みたいってなる。

 

次回読んでみたい米澤穂信の作品

米澤穂信さんの小説を初めて読ませていただきましたが、とても面白かったのでまた他作品も読みたいと思います♪

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