読書レビュー「悪夢の観覧車 / 木下 半太」

  • ゴールデンウィークの遊園地で、チンピラが人質をとり大観覧車に立てこもるという誘拐事件発生。
  • マスコミや警察が見守る中で、犯人が要求したのは身代金6億円。
  • 笑いあり、涙ありのジェットコースターストーリー。

 

目次

感想

この悪夢シリーズは好きで、いくつかすでに読み終えてます。

まさか、本作で同シリーズの”あの人”が出てくるとは思わなかったけど・・・!

と言っても、他のシリーズを読んでいないとわからないという内容ではないので、これだけでおなか一杯楽しめます♪

いつも通りのドタバタ展開満載ですが、悪夢シリーズの中でも私はこの「観覧車」が一番好きかもしれません。

 

誘拐して身代金に6億円という大金をふっかける、観覧車を爆破ジャックする、、

実際には無理でしょう・・・と思わずにいられない本作。

ちなみに人質はニーナちゃんだけじゃなく、観覧車に乗っている全員です。

登場人物は、家族で遊園地を楽しむ主婦「朝子」の一家と「銀爺」と呼ばれているおじいちゃん、そして「大二郎」とそのアニキ。

 

私は一番心惹かれたのが「朝子」だったな。

朝子とにかくカッコイイ!みんな結構こういう設定は好きなんじゃないかな?と思う。

 

じゃあ銀爺は?と言われると、これまた「素敵すぎる頑固じじぃ」って感じで大好きだし、ニーナちゃんも強さと弱さの中で揺れ動く感じがたまらない。

私が木下半太の作品が好きな理由は、内容のドタバタ感もあるけれど、それよりもなによりも登場するキャラ全員に心惹かれてしまうところ。

そして、かなりスピード感のある流れで話が進んでいくにも関わらず最後はどの作品も胸がキュゥっと締め付けられてしまうところ。

最後の大二郎の清々しさと、悲しくも達成感に満ちた雰囲気には涙が滲んでしまいました。

どんでん返しのまたどんでん返しが心地いい。

 

この本の評価は?

ストーリー [5.0]
感情移入 [5.0]
感動 [4.5]
ラストの展開 [5.0]
総合 [5.0]

 

ココに惹き込まれた!

登場人物の一人一人に物語があって、とにかく惹き込まれる。テンポも良くサクサク読み進められるけれど、どんでん返しやシリアスな部分もあり最後まで飽きずに一気に読み終えました。

 

ココが気になる!

気になるとこはなし!あえて言うなら、Amazonの説明で「サスペンス」とあるが、「コメディー」色のほうが強いと思います。

 

あわせて読んでほしい

最初に書いた「あの人」ですが、同シリーズの「悪夢の身代金」にて登場する人物です。

私は先に「悪夢の身代金」を読んでいたのですが、本作を読んでいる途中で「あれ??なんかこの名前でこの設定って確か・・・」と本棚から引っ張り出してきちゃいました。

木下半太、おすすめですよ。(*゚ー゚*)

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