愛犬が歯周病に!悩んだ末に抜歯手術を受けた結果・・・

我が子のように可愛がっている二匹のトイプーたち。。

実は、かなり前から「口臭・歯石・歯がグラグラ」のことで頭を抱えていました。

「抜歯をするかしないか」ずっと悩んでいたのですが・・・あることがキッカケで「すぐに抜歯してもらおう!」ということになりましたので、抜歯までの流れから費用、術後のことなどまで書いてみたいと思います。

 

目次

愛犬のデータと抜歯前の状態について

まずは、13歳♂のトイプー、チャーです!

歯周病はかなり前から進行していて口臭も歯石もひどかった。

かなり昔に歯石取りは受けたけど(全身麻酔でするやつ)それから数年、、歯磨き&スケーラーを使っての歯石取りを地道にするものの歯の裏側や細かいところは出来ずにどんどん歯石がたまっていった。

前歯は自然に抜け落ちてしまい、奥歯と片方の犬歯もグラつき始める。

これはそろそろやばいのでは・・・と思いつつも、高齢&全身麻酔での手術への不安(もしそのまま目が覚めなかったら・・・等)もあり悩んだまま月日が流れる。

掛かりつけのお医者様(以下、A病院とします)に相談するも、「ご飯を普通に食べてるなら、まぁ・・・うーん」とか「犬歯は太いから抜いたら抜いたで水を飲んだ時に抜いたところから水が流れて咳き込んだりしたりも・・・」といった具合で、なんだかあまり抜歯の方向へは勧められなかった。

そのせいもあって、「まぁ、先生もそういうならご飯も食べてるし大丈夫なのかな?」と思い、そのまま自分でスケーラー歯石取り(取れるところだけ)で見送っていた状態でした。

そしてお次が・・・

 

同じくトイプーのイト、9歳。イトもチャーと同じく前歯がグラグラでしたが、犬歯や奥歯はまだマシな感じでした。

結構グロかったので写真は載せませんが、歯肉炎もあり歯茎がかなり上がってしまっている状態でした。

触ると痛いのか、その部分は歯磨きもあまりさせてくれない状態。

チャーよりはまだマシな感じではあったんですが、口臭とグラつきは同じようにありました。

A病院の見解もチャーと同じだったため、抜歯手術に踏み込むことはできませんでした。

 

抜歯手術を受けようと決めた理由

たまたま、地元に帰った時にチャーが下痢になってしまったので、地元では掛かりつけだったお医者さん(以下、B病院)に診せに行きました。

そこで何気に先生が口の中を見たとき、、

 

B先生
あ~~歯石ひどいねぇ・・うーん・・これは・・・ちょっとどうにかした方がいいかもしれない(苦笑)

 

と言われました。

この先生は昔から仲良くさせてもらってる先生で、私が帰省していたのも知っていたので「向こうに帰った時にあちらの先生に診てもらうといいよ、できれば抜歯も考えたほうがいいね、早めに!」と言われました。

 

かとのん
ずいぶん前から相談はしてたんですけど、ご飯食べてるなら大丈夫とか水で咳き込むとか言われて二の足を踏んでて・・・

 

と言うと・・・「え?水??うぅん・・・それちょっと僕のところの考えとは違うかも・・・」という話になりました。

抜いた後はちゃんと縫い合わせるので、そこから水が入ってくしゃみや咳になるというようなことはないよと・・・

そして、歯周病や歯肉炎、抜歯の手術のことなどもすごく丁寧に説明してくださって、そこで初めて「危機感」を覚えたのです。

 

歯周病を放っておくとどうなるのか

まず、このまま放置しておけばよくなることは絶対にないことは理解していたのですが、それ以上に深刻な問題に発展することも知りました。

 

  • 骨が溶けて薄くなってしまい、少しの衝撃であごの骨が折れてしまう
  • 口内の炎症でほっぺに穴が開いてくる
  • 歯周病菌が全身に回ってしまい、体全体の健康に問題が出てきてしまう
  • 心臓病や腎臓病の引き金になることもある

 

実際に顎の骨が溶けて薄くなってしまったワンちゃんのレントゲン写真や、術後の口の中の写真なども見せてくれました。

そしてチャーのレントゲンも撮ってみるかと聞かれたので撮ることに。。

そしたら、、、かなりヤバイ状態でした・・・

事前に見せてもらっていた顎の骨が薄くなってしまったワンちゃんのレントゲン画像とそんなに変わらないくらいの薄さでした・・・いや、これはほんとに衝撃でした・・・。

 

かとのん
こんな事になっていたなんて!ほんとにごめんねぇ・・・!!

 

まさかこんなことになっていたとは・・・・

A病院の「ご飯食べてるなら大丈夫」とは一体どういうことだったのか!?

そもそも、こんな風な説明なんてなにもなかったし、、、いや、本当に病院って大事だなと思いましたね。

それで、私はこの地元の先生をとても信頼していたため「ぜひともこちらで手術受けたいです!」と申し出たのであります。

そして、それならイトのほうも同じような感じなので一緒にして下さいということになりました。

 

抜歯術前にしたこと

  • 混合ワクチンの接種
  • レントゲンや血液検査など
  • 歯茎の腫れがひどかったので3日前からの抗生剤投与(朝・夕)
  • 手術前日21時以降から絶食

 

上記は二匹ともしました。混合ワクチンはちょうど受ける頃合いだったので良かったです。

レントゲン・血液検査ともに問題なしでした。

この時のレントゲンで「腫瘍」が見つかってしまい、抜歯どころではなくなったという事例もあるみたいです。怖いですね。。私も検査結果聞くまでドキドキでした(-_-;)

チャーのほうは食い意地がはってるので、朝ご飯抜きってところが一番つらかったかもしれません(笑)

 

抜歯当日

入院は一泊だけなので、当日の朝に連れていき次の日には迎えに行きました。

淡々と書いてますが、やっぱり預けるときは「今生の別れかもしれない・・・」とある程度の覚悟を決めて「がんばるんやで!!!」と見送りました(;´・ω・)

やっぱり、万が一ってこともあるわけだしね。。。

預けた夜は「今頃鳴いてるんじゃないかなー」とか「麻酔が切れて痛くなってくる頃かなぁ」とか心配ばかりしてました。

 

が、お迎え当日は二人ともケロッとしたもので何事もなかったかのように帰ってきました(;´∀`)

しかし、やっぱり疲れたんでしょうね、抱っこしたらすぐにウトウトと・・・首がカクンカクン(笑)

そして家に着くと、「もう限界だ・・・」と言わんばかりりコテンと転がったと思うと寝息がスゥスゥ・・・

 

かとのん
お疲れ様だったね、お家でゆっくり寝ようね。。

 

抜歯前と抜歯後の変化

手術の時の写真をいただいたので参考に載せておきます。

まずはチャーの術前写真。

奥歯にガッツリ歯石がついちゃってて、しかもグラグラ。でも抜けない・・・

スケーラーで削ろうにも、もうどこからが歯石でどこからが歯なのかよくわからない状態でした。

 

そしてこちらが抜歯後。

上の奥歯はスッポリ抜け、下の前歯も抜かれてますね。うん、下前歯の裏も歯石がひどかったので仕方ないです。

そして下奥歯なんですが、私、これずっと歯だと思ってました(-_-;)

なんと、真ん中は歯石の塊だったのですね・・・ちゃんと隙間がありました・・・ごめんなさい、、

 

そして次がイトの写真。

こちらが術前。。。

イトもチャーと同様に奥歯がひどかったです。やっぱり歯磨きも届きにくいし、小さな歯なのでなかなか細かいところまでうまくできません。

上前歯はもう全滅でグラグラでした。

そしてこちらが術後の写真。

上下の奥歯はきれいさっぱり取り除かれ、前歯もなくなりました。

 

二匹とも残っている歯は真っ白にしてもらって、そして口臭が全くしなくなりました。

懸念していた「犬歯を抜くとそこから水が入って咳が・・・」なんてこともなく、、一体あの説明はなんだったのかと疑問です。。

歯を抜いた後は糸で縫い合わせますが、この糸は溶けてしまう糸なので抜糸の必要はないみたいです♪

 

抜歯後の日常は?

まず、ごはんが変わります。ドライフードはかたくて糸に引っかかってしまう可能性があるため「ウェットフードをいあげてください」とのこと。

しかし、ウェットフードだと栄養的に心許ないので量をかなりあげなくてはならない。イコール、出費が半端ない(つд⊂)エーン

一番いいのはドライフードをふやかしてあげるというもの。

しかしこれがまた大変。あげる時にお湯をかけてもすぐにグズグズにはなってくれないから、ある程度待たなきゃいけない。それはめんどくさい。

というわけで、うちが実行したのは「ドライフードを砕いて保存しておく」という方法(笑)

いやーしかしまぁ、これはこれで大変だったけど!

 

ミキサーがあれば簡単にできたのかもしれないけど、実家にはそんなものなくて・・・かといってこれだけのために買うのもなんだかなぁということで・・・すり鉢ですりました(笑)

結構硬くて大変だったけど、粉々になったドライフードにお湯をかけるとすぐにペトペトな感じになるので、そこにウェットフードを少しかけてあげてました。

ドライフードの時よりも食いつきが良かったのは、やっぱり柔らかいほうが好きなのかしらん。。。

おやつも通常のものじゃなく、犬用ちゅーるとかペースト状のものにチェンジ!

それ以外は何事もなく普通に過ごしていました。

術後から一週間後くらいに術後観察で再び病院へ行きましたが、なんの問題もなく一安心。

 

実は咳の原因が歯周病だった衝撃の事実

実は、チャーもイトも咳をよくしてたんですね。

もちろんそれもA病院では相談していて、簡単に言うと「心臓が悪くなってるから心臓の薬を飲ませるしかない」ってことだったんです。

だけど、「飲ませ始めるとやめられなくなるから飲ますタイミングが大事で~・・・」とか「今の回数くらいであれば、まだもう少し様子見てもいいんじゃないかな~・・・」というお話で、結局それも飲まさずに今まで来てたんですね。

 

手術なので一応その辺のことも言っておいたほうがいいと思ってB先生に言ったんだけど・・・

 

B先生
咳は朝方や夜にしてる?

 

かとのん
いや~あんまり関係ないような・・・昼間でもしてるかな?

 

これ、たぶん咳をするワンコなら大体問われる質問だと思うんですけど、(もちろんA病院でも言われて同じ返しをしたけどスルーだった)B先生は「ん~それだとどうかなぁ、、エコーして心臓を見るともう少しわかるんだけどどうします?」と。

それで、それならして下さい!とお願いしてエコー検査をしてもらった。

そしたら、なんと衝撃の事実が!!

 

先生はエコーを見ながら・・・

 

B先生
確かに咳が出る症状はあるんだけど、そんなに頻繁に咳が出る重篤な状態でもないんだよなぁ・・・この咳、もしかしたら歯から来てる可能性もありますね

 

かとのん
ええええええ?!?!?!

 

いやいや、びっくり。

だって、こちらとしてはずっと心臓病だと思って「A病院の言うようにいつ薬を始めるかを検討する時期がきてる」と思っていたんですから。

B先生が言うには、「歯周病菌が喉にいってしまい、結果、炎症を起こして咳がでている可能性もある」と。

とりあえず抜歯してみて、その後で咳が治まってきたならやっぱり歯周病が原因で咳をしてたということになるし、治まらなければやっぱり心臓から来てるものなのかもしれないというお話でした。

 

抜歯から一カ月後どうなったか?
なんと咳の回数が半分以下になりました!

 

本当に驚いています。やっぱりちょっと半信半疑だったので・・・まさか本当に歯周病が原因だったなんて・・・。

咳を全くしなくなったわけではないですが、目に見えて回数は減りました。「たまにしてるかな?」くらいです。

歯周病っていうのは本当に全身の健康を損なう怖い病気なんだなと認識しました。

 

抜歯手術にかかった総費用

  • 術前検査(レントゲンや血液検査など)=6,800円
  • 入院・手術=61,500円

(税抜き表示です)

合計で1匹あたり68,000円前後で、二匹とも似たような費用でした。

費用は抜く本数によっても変わってくるらしく、イトのほうが2,000円ほど安かったです。

 

かとのん
2匹で14万ほど飛びましたが日々の歯磨きのお手入れも楽になりました。
咳も治まったし口臭もなくなったし、これで少しでも長く元気に生きてもらえるなら安いものです!

 

歯周病がひどいようなら抜歯手術は早めに!

私のように愛犬の歯周病、抜歯手術のことで悩んでおられる方は多いと思います。

私も、きっとB病院に行かなければ今でも悩み続けてたと思います。

もし今、掛かりつけの病院で「これくらいなら平気ですよ」っぽいことをいわれても、念には念を入れてほかの病院でも見てもらうのが一番自分が納得できると思います。

人間もセカンドオピニオンがあるんですから、大切な家族の命も同じように慎重に、いろんなお医者さんの意見を聞いたうえで最良の方法をとってあげたいですよね。

 

今回のことで、一つの病院からの意見を鵜呑みにしてちゃいけないなと痛感いたしました。

だって、あのままいけば心臓病でもないのに心臓の薬を飲み続けなければならない事態に陥ってたかもしれないし、あごの骨折で大変なことになってたかもしれないんですから。。。

愛犬の年齢のこともあります。高齢になればなるほど手術のリスクは大きくなるので、早め早めの決断が大事なんだなぁと思いました。

 

私が使っているスケーラーはこちら

超音波での振動で普通のスケーラーよりも歯石がとりやすいのでおすすめ!

お値段はそれなりにするけれど、病院での歯石取りだと全身麻酔のリスク&費用(大体2~5万)もかかるので、これ一本もっておけば自宅で簡単に歯石取りできます。

スケーラーで歯石をとった後は歯磨きジェルで歯全体を拭いておきます。

 

歯磨きに慣れていない子へのスケーラーの使用はとても危険です!鋭利な先端ですので使う側も注意が必要です。

ワンちゃんが突然暴れたりするとお口の中を傷つけてしまう可能性があるので取り扱いには十分にご注意ください。

まずは綿棒やガーゼなどで口の中を隈なく拭ける状態であることが必須です。

 

 

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